子どもに伝えたい~論語から学ぶこころを分かりやすい言葉で
勉強・スポーツ・芸術
何かを頑張る前に
まずは人を大切に出来ることが先
いつか本当に分かるまで、話そう
小学校の高学年や、中学生になってくると
学校の先生が生徒から攻撃されるという事態が起こることがあります。
そういったことが起こる背景には、やはり教師には基軸としてある種の強さが必要で、
優しくとも、人道的にいかん!というところには、びしっと伝え「悪いこと」をしっかりと示す。
まずそれが必要なのではないだろうか。
教師によっては、それを上から圧力をかける形でクラスをまとめ、
反抗したら痛い目に合わせるぞという雰囲気を作った方が楽だったり。
けれども、本来であれば
教師が生徒たちの事を信頼し、応援しているという思いで関わり
良い時は感謝を伝え、悪い時はまっすぐにそれを伝える。
そしてそもそも、人として教師を尊敬したり、好きだな、良い人だなと思えるかどうか…だったり。
しかしながら、中学生ともなれば自分の事を「子ども扱いするな」と言うわけですから、
だったら、大人になろう、大人な態度をとろう、ってことです。
人を批判すること、悪く言うことは、馬鹿でもできること
人の良い所、有難いところを見つけることが、賢さなのです。
気に入らない=攻撃する という幼稚な思考。
一生懸命努力して、学問やスポーツなどに励む前に、
人として、人を大切にする心を持たなければ
どんなに立派な肩書を持っていようと何の意味もありません。
むしろ、結局そんなやつなのかと、
自分を下げている行為だということに、早く気付いてほしい。