このページでは、論語から得たことを子供に分かりやすく自然な形で伝えたい、という思いで「こっそり論語」と題して、私なりに自由に表現させていただいています。
私自身、論語を分かりやすく現代社会に照らし合わせて訳してくださっている本を読むことで、ようやく論語の意味を学べた状態で、このこころを自分の子育ての中で活かしたいと思いながら、自分のライフスタイルの中で実践していきたいと心がけております。しかしながら、子供たちにその論語のこころを伝える手段として、子供にも分かりやすく書かれた論語の本などを購入してみたりしたこともありましたが、実際はこちらが読んで欲しい時に子供が手に取ってくれるというわけではないのですよね。かと言って、これを読んでとすすめてみても、少なくとも我が家の子は無理でして(笑)。結局、論語を教えることは出来ないけれど、論語のこころ、生きていくのに大切なことをいつも胸に置いとけよってメッセージを、日々の会話の中で伝えていこう、と思っています。
子どもに伝えたい~論語から学ぶこころを分かりやすい言葉で
君も地球の一員になったんだよ
たくさんの人が守り続けて来てくれたものを
君も、一緒に守るんだ
いつか本当に分かるまで、話そう
今私の周りにふつうに存在するもの
自然、道、ライフライン
様々なお店があって、
簡単に安全な食べ物が買える
簡単に服が買える
そして住む場所があり、
義務教育として当たり前に学ぶ場所がある
でも本当は当たり前じゃない
それらは守られたり
維持できるようにしてくれている人たちが
これまでずっといてくれたから
だから存在している
そして絶えず変化していく環境に伴い
どうすれば維持できるのかを
みんなで知恵を振り絞って繋げているんだ
君がそんなことを言っている、たった今も、食べるものが無くて死んでる同じ年の子供がいるんだよ。
そしてどんなに色々なことが知りたいって学びたいって思っていても、学校も無く、生きることだけで大変で、学んでいる暇なんかない同じ年の子供だっているんだよ。
自分があほなことを言ってることに、早く気付くべし。
そして君ももうたくさんのことが出来る、地球の一員。
同じような会話を、毎回、毎回する。
子供はきっと少しずつ理解して、
少しずつ、実践できるようになるのでしょう。