このページでは、論語から得たことを子供に分かりやすく自然な形で伝えたい、という思いで「こっそり論語」と題して、私なりに自由に表現させていただいています。
私自身、論語を分かりやすく現代社会に照らし合わせて訳してくださっている本を読むことで、ようやく論語の意味を学べた状態で、このこころを自分の子育ての中で活かしたいと思いながら、自分のライフスタイルの中で実践していきたいと心がけております。しかしながら、子供たちにその論語のこころを伝える手段として、子供にも分かりやすく書かれた論語の本などを購入してみたりしたこともありましたが、実際はこちらが読んで欲しい時に子供が手に取ってくれるというわけではないのですよね。かと言って、これを読んでとすすめてみても、少なくとも我が家の子は無理でして(笑)。結局、論語を教えることは出来ないけれど、論語のこころ、生きていくのに大切なことをいつも胸に置いとけよってメッセージを、日々の会話の中で伝えていこう、と思っています。
子どもに伝えたい~論語から学ぶこころを分かりやすい言葉で
学ぶのは、威張るためじゃない
人の役に立ってこそ、意味があるんだよ
いつか本当に分かるまで、話そう
人よりも、上手くなりたい
人よりも、知識を得たい
人よりも、と向上心を持ち、
何に対しても学ぶ姿勢は素晴らしいと思います。
けれども、学んだその先で
自分の凄さを見せつけるような態度で人と接してしまうことは
とても残念なことです。
折角の知識や技術が
人を傷つけたり、
不快な思いをさせるものになってしまうからです。
本当にすごい人は謙虚だよね。
自分はまだまだって感じで、世の中には凄い人や凄いことがごろごろしてて
自分はまだ知らないことだらけだってことを知ってる。
自慢したいから頑張っても結局まだまだ凄い人がいるわけで
自分が凄くなっていくことを自分で楽しめるほうが幸せだな、きっと。
同じような会話を、毎回、毎回する。
子供はきっと少しずつ理解して、
少しずつ、実践できるようになるのでしょう。