ベネッセの幼児通信教育教材「こどもちゃれんじ」 とは
生後6カ月から小学校入学前まで発達に合った教材が毎月、セットで届きます。こどもちゃれんじの特徴を簡単に説明しますと
- 年齢にあったカリキュラムで様々なテーマに楽しく取り組める
伝える力・数量や形の理解・科学する心・人との関わり・習慣作り・表現する力など乳幼児期から学んでおきたいテーマを網羅。さまざまな領域の専門家に監修された年齢や発達・興味にぴったりのカリキュラムで自分からやってみたくなる気持ちを育む。 - 「DVD」「絵本」「エデュトイ」で繰り返し学べる
1つのテーマをさまざまな教材で扱うことで、お子さまのやる気を保ちつつ「できた!」「わかった!」まで導けるよう工夫しています。DVDのアニメを見て興味を持つ→エデュトイで遊びを繰り返して考え方に慣れる→ワークや絵本で「できた!」が見える形で確認でき、自信につながる。 - 自分の手で答えを導き出せる教材
ひらがなの学習でも、わからない字があるとすぐに聞いてしまうのではなく、自分で書き順を調べて書ける教材で最後まで自分の力で解ききることで、「自分で学ぼうとする姿勢」を養う。
参考
(こどもちゃれんじ公式HPより一部抜粋)
内容・料金についてなど詳しくは【こどもちゃれんじ】公式HPをご覧ください。
幼児通信教育教材こどもちゃれんじをbabyから年長まで体験して分かったこと
親も一緒に見るといい!
個人差はあるかと思いますが、ここでは我が家の子供たちがこどもちゃれんじをbabyから年長まで継続してみて分かったこと、感想などを、ありのまま正直にお話ししていこうと思います。まず当然第一に言えることは、赤ちゃんの頃からしまじろうと遊んでしまじろうを見て育つので、確実にしまじろうに愛着を持ちます。しまじろうを身近に感じているので、しまじろうがしていることは単純に家庭でも取り入れやすく、子供自身受け入れやすいです。特に生活習慣や人との関わり方、思いやりに関してなど、DVDや絵本を通して客観的に教えてあげることが出来る点がいいですね。「自分に言われている」と思うと、子供自身プレッシャーや自立心などから素直に受け入れづらかったりします。そういったこともDVDや絵本でしまじろうやお友達を客観的に見ながら「いいこと」「悪いこと」、社会のルールなど理解していけます。また、具体的に動画と本で合わせてみることでしっかりと記憶に残っていくので、親も一緒に見て内容を把握しておくことで「しまじろうも~やっていたね」などの声掛けがスムーズにできたり、しまじろうの内容を子供が誰かにお話ししているときに、言葉足らずで内容理解に苦しむ場面でも「あぁ、あのことを話しているのかな」と親もすぐに理解してあげられる、子供に共感してあげられる機会が増えます。子供を見ていて思うことは、褒めること以上に、この「共感」が子供にとって「楽しい」につながっていたように思います。そして楽しいと、続くんです。
親も一緒に遊んで楽しむ!
毎月届くおもちゃ、とにかく一緒に触れて・見て・遊ぶ。ごっこ遊び、すごろく、かるた、クイズなど子供が満足するほど付き合って遊ぶのはとっても大変ですよね。楽しいと、子供は何度も何度も繰り返して遊びたがります。忙しい毎日の中でなかなかゆっくりと遊んであげることは難しいですが、「今忙しいから1回だけね」「これが終わったらやるからちょっと待っててね」と言って約束をし、できる限り約束を守ること。些細なことですが、これが子供との信頼関係に大きくつながると私は思っています。「ママは約束を必ず守ってくれる」、それが子供の心にあると、本当にお利口に言うことを聞いてくれます。子供って優しいです。以前次女が「ママ一緒にお店屋さんごっこしよう」と言いました。その時私は仕事をしていたので、「この仕事が終わったらでいいかな、今急いでいるの」と言うと、「えー今やりたい」と。「でもね、これすぐに終わらせないとお仕事だから迷惑をかけてしまうの。お願いします」と言うと、「分かった」と言って本当にずーーっと待たせてしまったことがあります。気づいたら、次女はパタンと床の上で寝ていました。次の日、手が空いた時に「昨日は出来なくてごめんね。あそぼ!」と言うと、「うん!」とただそれだけ、笑顔で許してくれるんですよね。「ママはずっと自分の言うことを聞いてくれようとしていた」、「早く一緒に遊びたいと思ってくれていた」ことをちゃーんと感じ取って許してくれる。大人の方が、約束を守れなかったとき、もっと子供にあれこれ叱ってしまうのではないでしょうか。話が少しそれてしまいましたが、子供はパパやママと遊ぶのが大好き。一人ではすぐに飽きていたことも、親と一緒だと遊びが広がり楽しいものです。とにかく親も一緒にエデュトイで遊ぶことで、「楽しい」の記憶が残ります。これがだんだん年中さんくらいから、ひらがななどのお勉強要素が多くなってきてからも、同じように「一緒に遊んで楽しい」があると遊んでいる感覚でひらがなを身に着けていきます。そして、小学生になる頃には、「郵便で届くもの→楽しい」のイメージが定着しているので、抵抗なく通信教材を使った自主学習を受け入れていく気がします。
キッズワークは計画的に取り組む
キッズワークなどを一気にやらずに週末に2枚ずつや週4日1日1枚など、その子の都合に合った時間に計画的に取り組む習慣を身に着けるといいです。やりたい時に一気にやる→分量が多くなる小学生になると苦痛になる につながるからです。勉強にあこがれていた幼児の頃とは違い、小学生になると勉強自体に新鮮さがなくなります。そうなったときに、やりたい時に一気にやる癖があると、分量が多いのでやりきれなくなるのです。結局中途半端になってしまったり、ただ終わらせるために取り組むようになってしまいます。それではなかなか実力を身につけていくことにつながりませんので、毎日量は少なく、さらっと終わる程度でいいので全てにじっくりと取り組める時間を計画的に作ってあげる。こどもちゃれんじは小学生以降の土台を作る教材としてとらえ、先を見据えたサポートをしてあげられるといいかなと思います。小学生になってワークの分量が増えても「1日何ページ取り組めば1か月で終わるのか」を考えて計画的に楽に取り組むことで確実に身についていきます。そしてこの作業は当然子供だけでは無理。親がある程度計画の立て方、分量の分け方をサポートして一緒に考えることで高学年になると自分自身でこれが出来るようになっていきますね。
教材のデメリットは?
- エデュトイ(おもちゃ)が増える
毎月届くのでどんどん増えていきますね… - 比較的親が関わらなくても興味を抱きやすい・受け入れやすくなっている
これはもちろんメリットでもあります。ですが、だからこそ親が「与えておけば大丈夫」精神でそのまま行くと、すぐに飽きるし、上手く土台がつくれません。便利にできているだけに、この部分のバランスが難しいですね。
幼児通信教育教材こどもちゃれんじをおすすめしたい人
- 遊び感覚で子供の興味を引き出しやすく出来ている教材を求めている人
- 生活習慣やコミュニケーションなどの社会性の部分について学べる教材を求めている人
お片付け・はみがき・トイレトレーニングや食事マナー、お友達との関わり方など、客観的に学べしまじろうと一緒に頑張るような感じで取り組みやすい。 - 比較的親のサポートが楽な教材を求めている人
親が特別用意するものなどなく、届いたものだけですぐに取り組め、親が隣で見守る・助言するだけで取り組めるような構成になっている。 - 子供への接し方、子供の発達についてなどの親向け情報もほしい方
幼児通信教育教材こどもちゃれんじをおすすめできない人
- 自分で子どもの発達にあったテーマ・本・おもちゃが提供できる人
図書館・ダウンロードできるネットの無料ワークプリント・工作/手作りおもちゃ・市販のワークなどを上手に活用することができれば、それだけで十分すぎる分量の教材が用意できますし、お金もあまりかかりません。 - 全くサポートする時間がない人
通信教育は多かれ少なかれサポートは必須。年長くらいになってくると、ワークを全くやらない や 知育トイもお勉強要素が強くなってくるので殆ど使わないままでムダというパターンに。一緒に体験できる時間がないとこうなりやすい傾向にあると思います。
こどもちゃれんじ 料金について
- こどもちゃれんじ baby 月あたり1,816円~
- こどもちゃれんじ ぷち 1~2歳向け 月あたり1,697円~
- こどもちゃれんじ ぽけっと 2~3歳向け 月あたり1,697円~
- こどもちゃれんじ ほっぷ 3~4歳向け 月あたり1,697円~
- こどもちゃれんじ すてっぷ 4~5歳向け 月あたり1,944円~
- こどもちゃれんじ じゃんぷ 5~6歳向け 月あたり1,944円~
上記価格は条件により変わることがありますので、参考程度にご覧ください。
さらに詳しく
【こどもちゃれんじ】公式HPをご覧ください。
こどもちゃれんじは、その他の通信教育と比較しても、手頃で利用しやすい価格帯ですね。目的に合っている方にとっては、費用対効果も抜群です!
終わりに(こどもちゃれんじに関して総合的な感想)
こどもちゃれんじは,目的のテーマへの子供の誘導、興味を引き出すのがとてもうまいですね。なかなか親がやってほしいと思う内容をそのまま伝えても、子供は言うことを聞いてくれませんし思うように興味を持たせることができません。そこをDVDや絵本・エデュトイの連携で子供の心を引き寄せる、「楽しそう!」と思わせるのが抜群に優れた教材だと思います。我が子もしまじろうのおかげでたくさんのきっかけを頂き、スムーズに生活の中に取り入れていけたと思っています。ただ、このきっかけを無駄にしないためにも、その後多少なりとも親が関わってサポートする体制が大事だと思うんですね。そこが出来るか出来ないかで、伸び方が違います。また、個人的には絵本が好きです。季節・行事・生活習慣・思いやり・食べ物・生き物・からだ・読み書き・数などざっくりですが幅広い内容に触れることができることや、「こんなときどうする?」のようなしまじろうのお話は子供も大好きで、お友達とけんかしてしまった時・困っているお友達を見かけた時など身近によくある内容なので子供も想像がしやすく、自分の身に置き換えて考えるきっかけにもなります。こういったいわゆるお勉強要素以外の部分の充実、楽しい!のきっかけづくりとして、私はこどもちゃれんじを受講して良かったかなと思っています。
さらに詳しく