教育・習い事

作文・小論文の書き方。構成やテーマ別のポイントは?

作文・小論文の書き方

我が家の娘が小学4年生になったとき、新しい学習指導要項が公開され、今後将来的にも記述を求められる問題が多くなってくることをふまえ、「書く力」をつけていきたいなと考え始めました。そして、まず取り入れたのは新聞。読売KODOMO新聞の購読をはじめ、毎朝好きな記事を一つ読む。その内容を私に対して要約して話し、その後意見交換・感じたことを話す。そしてもうひとつ、作文講座のようなものも試しに何か取り入れてみたいなという思いもあり、数ある作文講座の中から作文小論文専門学院のテキストを購入し、やってみることにしました。今回は、一年間続けて得た知識、感想を含めて、作文・小論文の書き方について学んだことをまとめていきたいと思います。

読売KODOMO新聞から学ぶ

まず、良い文章を書くためには、日ごろから上質な文章に触れ、様々な知識を身に着け、表現力を高めていくことが大切ですよね。当然ですがこども新聞は子どもが一人で読める内容になっていますので、漢字に読み仮名があったり、分かりやすい表現で上質な文章を読むことが出来ます。また、イラストや写真での解説も多いので大変見やすく、政治や経済などの難しい内容についても理解しやすく構成されています。週1回木曜日発行で月500円ですので、料金もお安く、一週間に読む量として分量もちょうど良かったです。やはり新聞を読むようになって思うことは、様々な事柄に耳を傾けられるようになってきたということです。今までは朝テレビでニュースなどを見ているときにでも、自分の興味のない分野のニュースだと耳に入ってこない、気にも留めないことが普通でした。しかし、新聞を読む習慣をつけたこと、さらに毎日「違う記事を読むこと」にしていたことで、あまり興味のない分野の記事も読まざるを得ないことになり、結果として様々なニュースを知ることが出来ました。そして、当然意味の分からない言葉が出てくることも多々ありますから、「どういう意味?」と聞かれることも多くなりました。分野が違えばよく使われる言葉も変わってきますし、話し言葉と違い、活字で読むことによって知る言葉や言い回し、漢字も多く、新聞から得るものは本当にたくさんあります。小さな頃は、パパやママと一緒に絵本を読むことが大好きだったりしますが、ある程度大きくなってくると、漫画のようなものは読んでも、活字のびっしり書かれた小説などはあまり読まなくなっていく子も多いです。そんな活字離れを避けるためにも、新聞を生活の中に取り入れることはとても意味があり、その知識や意見交換によってまとめた自分の考えなどが、良い文章を書くことにつながっていくと思います。

作文・小論文の書き方

作文や小論文を書く時、いきなり書き始めてはいませんか? 我が娘も最初は当然作文を書くのにメモを取る習慣はついていませんから思いついたことをとりあえず書いていく、というような感じでした。ですがそれでは最初の数行で行き詰ってしまうんですよね。全体的にだらだらと同じようなことを書いていたり、内容があちこち飛んでいたり、最後のまとめのところで上手くまとまらなくなってしまったり、、、。ワンランク上の良い文章を書くためには、まずメモを取ることが大事だそうです。段落構成やそれぞれの段落に書く内容を箇条書きでも良いのでメモしておおまかな流れを決めておくといいですね。

作文と小論文の違いは?

明確な理由があるかどうか、だそうです。「~だと思う」だけでも作文は成立しますが、なぜそう思うのか理由が明確に書かれているものが小論文、ということですね。

作文を書く時のポイントは?

作文を書く時のポイント具体的に何を書けばよいか
①感動してもらえる文章を書く共感してもらう文章を書く(あぁその気持ち分かるなぁ)
②理由を書くどんなことがあったのか。
どんなふうに~だったのか
そのとき何を感じたのか
どうして~だったのか
③2つの段落に分けて書く
体験談を書く場合

〇~な△のとき、「どのように(~のように)~な△」というように比喩表現を使う

1段落目
体験談(あったことや見たことなど)を書く。
いつ・誰と・どこで・何をした・どのように を書きましょう。2段落目
その時に感じたことを書く※あったこと、思ったことを順番に書きます。その時、文の最後は「現在形」~する・~ですと「過去形」~した・~でしたを混ぜる。
※テーマは一つに絞って詳しく書く
※「カギカッコ文」を入れる
自分の考えを書く場合

〇賛成か反対かを書く

〇例を挙げる場合には、2~3つあげると良い

1段落目
自分の考えと反対の内容を書き、しかし…で自分の考えを書く(反対の場合)
又は
大体自分と同じ一般的な考えを書き、ただ…でさらに何かを付け加えて書く(賛成の場合)
2段落目
その理由を書く。「なぜかというと~からです」「なぜなら~からです」というおおまかな理由を簡単に書いた後、それについてくわしく説明していきます。

作文のテーマ別発想のポイント

テーマ発想のポイントテーマ発想のポイントテーマ発想のポイント

テーマ発想のポイント
外来語人々の思い
【書きやすい内容】

「ライス」について。
ご飯は食卓の中心であること
日本の伝統的な食べ物であること
どちらか一方にテーマを絞り、書くとよい

【書く時のポイント】

言葉は伝わればよいというものではありません。その国や地域の人々の「心」が大切なのです。それも含めて言葉なのです。

テーマ発想のポイント
感 謝物より心
【書きやすい内容】

「使い捨て」社会について自分の考えをまとめる

【書く時のポイント】

当たり前のことなどひとつもありません。どんなことにも感謝をする心が大切です。

テーマ発想のポイント
自 然変化が豊かだとは限らない
【書きやすい内容】

きれいな海の話
汚れた海の話
など実際に見たこと、あったこと

【書く時のポイント】

文化とは目的を達成すればよいというものではありません。心や気持ちが大切なのです。

テーマ発想のポイント
文 化文化は心
【書きやすい内容】

ゲーム機で習字の練習をすることと、「書道」の違い

【書く時のポイント】

当たり前のことなどひとつもありません。どんなことにも感謝をする心が大切です。

テーマ発想のポイント
ボランティアできることから
【書きやすい内容】

小さなことでもよいので出来ることから始める。
誰かにやらされるのではなく、自ら進んで行う。
どちらか一方について詳しく書くとよい

テーマ発想のポイント
高齢化生き甲斐
【書きやすい内容】

高齢者になると、自分は周りに迷惑をかけるだけの存在だと感じる場合があります。誰かの役に立っていると感じることができればうれしいものです。

テーマ発想のポイント
医師の役割相手の気持ちを考える
【書きやすい内容】

「理想の医師」=「理想の人」と考える

【書く時のポイント】

手の立場になれる人は、優れたお医者さんになれる資格があるのです。反対に、どれだけ知識や技術があっても、人間的な部分が欠けていると医師失格です。

テーマ発想のポイント
いじめ経験
【書きやすい内容】

いじめの体験談、自分に経験がなければ聞いたり見たりした話でもよい。
体験談なので順番にかくことやかぎかっこ文を入れるとさらに伝わる

【書く時のポイント】

いじめのつらさは、経験した人でないと分からないものかもしれません。経験したからこそわかる、という発想で書きましょう。

テーマ発想のポイント
便利な生活物より心
【書きやすい内容】

1段落めには、自分の身の回りにある「便利」を探してそのことについてくわしく書きます。
2段落目には、便利であることについてどう思うのかを書く。便利=豊かなのかということを考えて書きましょう。

テーマ発想のポイント
テレビの見方考える力
【書きやすい内容】

自分なりの考えを持つことが大切。考える習慣を身に着けておかないと、誤った情報に惑わされることもあります。テレビの情報がすべて正しいとは限らないことも覚えておきましょう。

テーマ発想のポイント
友 達気持ちをぶつけあう
【書きやすい内容】

本当の友達とは、心から信頼しあえるもの。
どんなことがあっても裏切らない。
どんなときも疑わない。
考えや気持ちをぶつけ合うことも必要。

【書く時のポイント】

当たり前のことなどひとつもありません。どんなことにも感謝をする心が大切です。

テーマ発想のポイント
夢や目標について失敗は成功のもと
【書きやすい内容】

夢や目標についてくわしく考えることができれば、どのような努力をすればよいのか見えてきます。

【書く時のポイント】

夢をかなえたり目標を達成したりするためには、失敗してもあきらめないことが大切です。失敗は成功のもと、という前向きな気持ちを忘れないようにしましょう。

書き終えた後の見直しは?

書き終えた後チェックして大幅に書き直すことはやめたほうが良いそうです。なぜなら前後のつながりや、構成が悪くなるからです。見直しの際には、

  • 漢字や送り仮名のミス
  • うっかりミス
  • 表現のミス
  • 文末表現の統一

についてのみ見直しをすると良いでしょう。

まとめ

「作文を書く時のポイント」について詳しく説明してきましたが、体験談について書く時・自分の考えを書く時、それぞれのポイントをおさえながら、必ずメモをとることです。この、メモをとるかとらないかで文章の質が全く違ってきます。我が娘も、このメモの作業を一緒に丁寧にサポートしていくことで、全く別人が書いたかのような仕上がりになります。子供の場合、メモを取る際には、まだ自分一人では何についてメモを取っていけばよいのか分からないということもあります。慣れるまではメモを取る作業をサポートしてあげるとよいですよ。きっと素晴らしい文章が書けるはずです。

  • この記事を書いた人

omima

印刷会社・デザイン事務所等を転々と7年、社内報などの文書制作から、チラシ・パンフレット、取扱説明書、文庫の組版、装丁デザイン、イベント等の看板デザイン、商品カタログの制作など様々な媒体の制作を経験させていただきました。思い返せば若さだけで何とか頑張っていた私を信用してくださり、様々な媒体のデザイン経験を与えてくれた方々には、感謝しかございません。出産を機にしばらくブランクがありましたが、子育てもひと段落し、今は自分が出来ることでお役に立ちたい、と細々と活動しております。子育て中においても、デザインが役立つ場面は意外と多いのだと実感します。割と誰でも気軽にデザインに挑戦出来るようになった近年では、「経費削減のため自分でチラシやポスターのようなものを作ることが出来れば…是非やってみたい気持ちはあるけれど具体的にどうしたらいいのか分からない」「実際に少しやっては見たもののやはり思うように出来ず困っている」などのご相談をいただくこともあります。そんな時に役立てていただける記事が出来たらと当サイトを作りました。また、こういった活動をするうち、デザイナーとしてお仕事をするよりも、やってみたいという思いを持った方々のお手伝いをすることの方が、自分のやりたいことに合致しているということにも気付かされました。当サイトをご覧いただいている全ての方々に、大変感謝申し上げます。是非少しでも参考にしていただき、デザインにトライしていただけたらと思っています。 我が家でも、子供のためにデザインしたネームシールなど思った以上に喜んでくれ、小学生にもなると「こういうデザインのシールを作って」と注文をしてきます。今では我が子も「自分でデザインしてみたい」と言い出すこともあり、デザインとはとても身近なもので、その自分で作るというオリジナル感を楽しむひとつの遊びになっているのだと感じています。 その他の運営サイト:膠原病とバセドウ病になりまして。

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