「もっと挑戦シリーズ 国語算数発展ワーク」とは
【進研ゼミ小学講座】の1~4年生用のオプション教材である「もっと挑戦シリーズ 国語算数発展ワーク」。国語算数のさまざまな応用・発展問題に挑戦し、思考力や読解力を伸ばしたいかた向けのドリル教材です。春・夏・秋・冬の年4回。希望の号を選んで申し込めますし、【進研ゼミ小学講座】を受講されていないかたでも申し込むことができます。
- 1・2年生 1号あたり 802円(税・送料込)
- 3・4年生 1号あたり 1,008円(税・送料込)
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詳しくは【進研ゼミ小学講座】の「オプション教材・サービス」をご覧ください。
小学生 1~4年のハイレベル教材! その特徴は?
1回分は大体20分程度で取り組む分量となっています。見開きページで構成されていて、それぞれ「難」や「超難」マークのついた問題、中学入試に使える問題も出題されています。ハイレベルな問題ですが、4年生でとける内容のもの。落ち着いてじっくりと取り組む力がつきます。また、答えには、出題意図や教えるうえでのポイントもわかりやすく解説されているので、子供に説明するときに大変参考になります。
取り組んだ人
塾なし小学4年生・特別な勉強は何もしていない学校の勉強は普通に出来るレベル
実際にどのように教材に取り組んだか
我が家では、じっくりと時間がとれる週末に取り組みました。1週末で国語1回分・算数1回分取り組むようにすると次号が届くころには終わるようになります。外出や体調不良などで取り組めない週もあったりしますから、これくらいのペースで進めておくとちょうど良かったです。1回分は20分程度が目安となっていますが、国語に関してはもう少し早く、算数は文章問題など難しいものになるともう少し時間を要していたかなと思います。これはそれぞれの得意不得意があるかと思いますが…。また、とりあえず全て通して最後まで、まずは一人で挑戦→答え合わせは親が行い、全くお手上げだった問題も含め、間違えた問題の説明を丁寧にしていく ようにしました。答え合わせに関しては、本当は子供自身で行うようになっているのですが、我が家では私が。見間違いや「これって正解なの?」みたいなことが多く、答え合わせ自体正確に行うことが難しい部分もあるからです。なので本来であれば子供自身が答え合わせをし、隣で親がサポートをするというかたちが理想なのかもしれないですね。
教材の具体的な内容
我が家が取り組んだのは小学4年生の発展ワーク。では実際に小学4年生の発展ワークの内容を見てみましょう。
小学生 4年 国語 の内容
- 第1回 ひらめきアタマになる1
方角を示す言葉に注目して、位置を正しく読み取ろう - 第2回 物語文を読む力がつく1
どのような場面かを読み取ろう - 第3回 説明文を読む力がつく1
話題を読み取ろう - 第4回 物語文を読む力がつく2
登場人物の言葉や様子から気持ちを読み取ろう - 第5回 物語文を読む力がつく3
登場人物の言葉や様子から気持ちを読み取ろう - 第6回 説明文を読む力がつく2
内容を正確に読み取ろう - 第7回 物語文を読む力がつく4
場面が変わるきっかけとなる出来事を読み取ろう - 第8回 物語文を読む力がつく5
どのような場面かを読みとろう - 第9回 ひらめきアタマになる2
言葉の共通するところを探して仲間分けをしてみよう - 第10回 詩を読む力がつく
表現の工夫に注目して詩を読み取ろう - 第11回 説明文を読む力がつく3
文章の組み立てをとらえよう - 第12回 物語文を読む力がつく6
場面の出来事をおさえて、物語の流れを読み取ろう - 第13回 考える力をためす1
登場人物の立場になって考えてみよう - 第14回 考える力をためす2
状況によって人物がどう変わるかを考えよう - かくにんテスト
小学生 4年 算数 の内容
- 第1回 割り算1
4けた、5けた÷1けたの割り算ができる - 第2回 割り算2
割り算のしくみを考えて問題がとける - 第3回 割り算3
割り算のしくみを考えて問題がとける - 第4回 割り算4
問題の場面をよく考えてとける - 第5回 割り算5
あまりの意味を考えてとける - 第6回 文章題1
差に注目して問題がとける - 第7回 文章題2
年れいの問題がとける - 第8回 文章題3
表に整理してとける - 第9回 文章題4
位置を2つの数を使って表せる - 第10回 大きな数
いろいろな表し方で大きな数を表せる - 第11回 ひらめきアタマになる1
連絡を受ける人数を考えよう - 第12回 ひらめきアタマになる2
9をどんどんふやしてかけた積を考えよう - 第13回 考える力をためす1
飛び方のきまりをみつけて問題がとける - 第14回 考える力をためす2
数のならび方のきまりをみつけて問題がとける - かくにんテスト
教材に取り組むことで身についた力
我が子の弱点は、問題をよく読まずに解答してしまうところでした。問題を視覚的に見て直感的に答えていくようなところがあり、解答までの時間が早いのですが、これまでとは違い問題をよく読まなければ解けないような問題ばかりが詰め込まれているのがこの発展ワーク。その部分のトレーニングをするのにとても役立ったような気がします。
小学生 4年 国語の場合
- 〇〇とはどんなことでしょう。文章中の言葉を使って書きましょう。
- 〇〇とはどんなことでしょう。そのことが書かれている1文を探してそのまま書きましょう。
- 内容にあうものを2つ選んで〇で囲みましょう。
- 内容に合うものをすべて選んで〇を囲みましょう。
- 〇〇はどんな気持ちだったでしょう。
- 〇〇だった理由を書きましょう。
問題は以上のようなものが多く、太字の部分に注目して回答する必要があります。答えはそれぞれ内容があっていれば良いのではなく、求められている回答をする必要があります。
- は、文章中の言葉を使って回答できていればOK。ポイントとなる文章中の言葉が入っているかが重要。
- は、そのことが書かれている部分を見つけたら、その1文である文の始まりから終わりまでをすべて書き出していればOK。
- は、2つ選べていればOK
- は、すべて選べていればOK
- は、「~な気持ち」につながるように書かれていればOK
- は、「~だから」につながるように書かれていればOK
我が家の娘は、始めたころは以上のようなポイントが全くおさえられていないために、だいたい読み取りが出来ているにも関わらず記述ミスによる不正解が多かったです。ですがこれらのポイントも発展ワークを進めていくうちにきちんと気づくようになってきましたね。
小学生 4年 算数の場合
算数に関しては始めた春号の頃は、ほぼお手上げ状態で全く分からないことが殆どでした。パズル系の問題は最初から結構出来ましたが、文章題に関しては泣くほど理解に時間がかかりましたね。植木算や消去算など実際に中学入試に出された問題も多数あり、はじめは解答を説明しながら理解できるまで時間がかなりかかり、大体週末の午前中はそれだけでつぶれてしまうことが多かったです。まず問題を読んで図などに表し、そこから解けるポイントを見つけて式をたてていくような問題が多いので、とにかくまず問題を読んだらそれを絵や図に表してみよう、ということをしました。春号と夏号あたりは、ほぼ 分からない→ヒント→分からない→やってみるが間違えている→解答の説明をし理解するまでやる の繰り返しでした。秋号の終わりくらいからでしょうか、とりあえず図にしてみる作業が少しずつできるようになってきました。それでもその後答えに結びつかず、ヒントを出すと解ける問題も。そして冬号の終わりには、以前ならお手上げ状態だった文章題の問題が、満点に! それもヒントなしで自力で解けたので本人もかなり喜んでいました。時間はかかっていましたが、確実に実力がついてきていることを実感しました。難しいだけに、「すぐに解けなくてもあきらめない」気持ちや「解けたときの喜び・おもしろさ」を得られた我が娘にとってはとてもよい教材となりました。
こんな小学1~4年生におすすめ!
- 今後中学受験に対応する問題につながっていくような応用問題に挑戦したい
- 読解力をつけたい、文章題に強くなりたい
- 応用力をつけたい
そして他の勉強と合わせて、プラスアルファで利用したいと考えている方におすすめ。分量もそれほど多くないので無理なく取り入れられます。
導入の際の注意点!
算数の文章題など、難しくてどうにも進まない!なんてこともあるはず。そんなときはやはり親のサポートが必要です。解答を見れば理解するためのポイントもわかりやすく書かれていますが、それでも子供1人で完結できない問題がたくさんあります。解答を見ても分からずじまいになってしまったり、分かった気になって終わりにしてしまったりということがあると、それは実力として身についていきません。確実に理解し、すべてやりきるためには、親もゆっくりとじっくりと一緒に取り組める時間をとってあげられると進めやすいかなと思います。
さらに詳しく
詳しくは【進研ゼミ小学講座】の「オプション教材・サービス」をご覧ください。