ここでは、私がついつい見てしまうチラシシリーズとして、習い事チラシについて、実際に私自身がチラシを見る立場で見たときに、具体的にどのようなことを求めているのか、どんな感想を持ったのかというところをご紹介したいなと思います。人それぞれ感じ方・捉え方の違いはあるかと思いますので、ひとつの意見として参考にしていただけますと嬉しいです。
習い事チラシで知りたいこと
何か習い事を探している時、まずは具体的な内容・場所・レッスン料が基本ですね。大前提としてこの部分がクリアしていないと、その先の話にはなかなかなりづらいです。どんなに内容に興味があっても、通いやすい場所でなかったり、レッスン料が予算内でない場合には、残念ながら断念することになるのが普通です。習い事は、続けることを大前提として考えているので、無理のないかたちで出来ることが大切。
対象年齢を明確に
同じ習い事でも、未就園児・幼児・小学生・中学生以上・大人・高齢者 どの年齢層を対象としているのかが明確になっていないと困ります。幅広い年齢層を見ている教室でも、どの年齢層が一番多く参加している教室なのかというところは気になるところです。高齢者専門や子供専門など、専門性が決め手になることもありますよね。
本格的でなく気軽に始めてみたい人はたくさんいる
習い事を始めたいと思うとき、大抵の場合はちょっとやってみたいな…というところ。初めから本格的にとはなかなか考えづらいです。まずはちょっとやってみて…の延長で続けられた結果としてもっと深くやってみたいというところに行きつくわけですよね。ですから、その最初のちょっと…で入りやすい入口があるかどうかは重要だと思います。何度か無料体験が出来たり、ある程度続けられるまでは指定の道具を購入せずとも出来る配慮があると、新しいことを始めることへのハードルが低くなると思います。
習い事は口コミが強い
「公民館で1か月週1で1000円で出来るちょっとした体操教室みたいなのがあるよ。」みたいな、サークルに近いような気軽に出来る習い事は、口コミでどんどん広がり、人数が集まりやすいです。また、幼稚園が終わってからそのまま園の中で出来る習い事はやはり入りやすいですね。幼稚園のお友達と一緒なら続くかも…という気持ちで始めたり、習い事が終わる時間までそのまま園で見てもらえることになるので、どうせならその方が楽だからと園内の習い事を選ぶ人も多いです。
通いやすさ
また、小学生になってから送り迎えせず一人でも通えるかどうかというのも、ひとつの条件になることもありますね。兄弟が多い場合、それぞれの習い事にそれぞれ送り迎えをしなければならないとなると大変で、時間の都合で習い事を断念せざるを得ないこともあります。小学生になったら一人で通える習い事なら、それだけで取り入れやすいですね。
想像しやすいチラシがいい
習い事チラシの場合、イメージではなく実際のレッスンがどのような場所でどのような感じで行われているのか想像がしやすいもののほうが目に留まりやすいです。チラシの見た目の格好良さは、習い事チラシの場合はあまり求めていません。よくあるイメージ画像が載せてあるだけだと、興味自体持ちづらいですし、実際に見学などに行った時に、想像とのギャップが大きいとその時点で少し気持ちが引いてしまうことがあります。実際のレッスン風景やレッスン場所の広さや雰囲気が分かるような写真が何点かあるといいかなと思います。
Webツールへとナビゲート
実際写真を撮るとなると写りこむ人の許可が必要ですよね。そこが難しいゆえに出来ないことも多いです。掲載許可がとれれば何の問題もありませんが、顔出しはNGという場合がほとんどです。そういった場合、撮影許可を得て顔が認識できない角度での撮影をするか、ウェブサイトやブログなどで顔はぼかしをかけて掲載するという方法もあります。Webサイトですとよりたくさんの情報が見られて効果的ですので、そういった意味でもウェブサイトやブログなどのツールがある場合は、そちらにナビゲートすると良いでしょう。チラシにはあれこれ情報を詰め込むよりも、本当に伝えたい柱、ターゲットの求めるキーワードと、WebツールへとナビゲートするQRコードのみでも良いのです。
まとめ
知りたいことは以下のようにたくさんあげられます。その中から、ターゲットを絞り込み、気軽に体験に行けるような切り口でチラシ作成できるといいかなと思います。
- 内容
- レベル
- 対象年齢
- 場所
- 時間
- 用意するもの
- レッスン料
- レッスン料以外の費用
- レッスン以外の活動
- 先生について
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