広告・チラシデザイン

私がついつい見てしまう塾チラシ作成法

進学塾・学習塾チラシで知りたいこと

我が家でも、興味のないチラシは、残念ながらそのままゴミ箱行きになってしまいがちですが・・・たまたま今探している内容だったりと興味のあるチラシがポストに投函されていた時は、何となく内容に目を通します。その時に、自分の「気になるワード」がそこに書いてあるかどうかで、さらに詳しく知りたいと思うか否かが決まります。
最終的にインターネットでさらに詳しく調べてみよう、コース説明会に行ってみようという気持ちになるには、どのような内容が決定づけになってくるのか、具体的に自分自身の気持ちのプロセスをもとに、いちユーザーとしての立場でここにご紹介したいと思います。

きちんと感が安定感・信頼感に

まず、チラシをポストから出して見た時に、塾チラシの場合「きちんと感」が無いと印象が悪いです。スーパーの特売チラシのような色使いやあれもこれもというようなガチャガチャした感じは、安定感がないですね。また、やはりチラシ自体が丁寧に作られている感じがいいですね。手書きで見づらかったり、1色刷りで暗い印象だったり、デザイン自体素人感満載のチラシだと、何となくその時点で良い印象が持てません。

専門性を求めている

志望校がある程度決定している場合、志望校の名前が入っているチラシは、やはり目に留まります。より専門性を感じる方が、その学校への合格の道筋を持っているかのように思えるからです。志望校別の強化対策、公立中高一貫校の受検の場合、それぞれの学校の特色・過去の受検の形式を元にした対策を行っているのか、面接がある場合や特殊な受検科目がある場合の対策は行っているのか、というところも重要。似たような塾の内容で迷ったとき、より自分が求めているものに専門性を感じる方に決めたいなと決定づけになったりします。ですから、具体的に誰をターゲットにするのか、どんな「気になるワード」を持っている人を集めたいのかというところが明確になっている方が魅力的に思えるのです。

やはり合格実績は気になる!

実際に自分の志望校への合格実績がどれだけなのかということは当然ながら重要。それぞれの塾の合格実績を確認して、その塾が中学受験に強いのか、高校受験に強いのかという部分だったり、難関私立に強いのか、公立中高一貫校に強いのか、などを読み取る材料となります。ですから、この部分が「いったいこの数字は何の数字なんだろう」と疑問を抱くような表記の仕方だと、やはり不信感を感じますね。逆に実際に自分が通う教室からの合格実績だったり、1次試験・2次試験いずれの実績データなのかという部分まで表記されている場合はその数字への信頼性や自信を感じます。

気軽に参加できるイベントは魅力

塾選びをしている時、色々な塾へ行って実際に見たり話を聞いたりしたい気持ちはあるものの、初めてのことですと、余計に個別相談はちょっと…と少々心配な気持ちを抱いてしまうことも。そんな時、不特定多数の方が参加できるコース説明会などが実際の教室で行われる機会があるととてもいいですね。塾内の雰囲気も見られますし、受付の方や塾長のお話から少し細かな部分まで垣間見ることが出来たりします。塾長の人柄ですとか、塾の方針の部分など、パンフレットなどでは知り得ないところが意外に重要だと思いますし気になるところ。大事な子供を預けるわけですから、勉強以前にそういった部分も把握しておきたいです。

イベントでは、参加した意味のあるものに

説明会に参加したものの、パンフレットを読めば分かる内容ばかりで、あっさり終わってしまう場合があります。その場合、わざわざ足を運んで行っているわけですから、ただ残念な気持ちになります。色々な生徒・ケースがある中で具体的にこのような対応をしていったというようなことを雑談を交えて話してくださったり、これまでの入試問題の傾向やその対策のようなことも聞けるといいですね。
また、このようなイベントの申し込みの際に各教室に電話をしたりすることもありますが、その際に、チラシですとかホームページに載っている内容を、受付の方が把握していないということがあります。「本部が載せたものなので…」というような言い訳を聞くこともあり、本部との連携が取れていないのだなと、一つの不安材料になりますね。

実際の授業を無料体験

大抵の塾では1か月授業を無料体験できますよね。実際の授業の進め方や使用テキスト・レベル感を理解し、宿題についても実際にこなせるのかと部分も重要、その後のフォローがどれくらいあるのかという部分も、実際に成績を上げる上で外せないところ。1度や2度では分からないことも多いです。入塾後に相違を感じないためにも、無料体験が1か月あることはとてもいい。また、実際に1か月通うことで通塾の感覚も得られます。

まとめ

知りたいことは以下のようにたくさんあげられます。その中で、それぞれの塾の強みを最大限にアピールしながら、イベント等に参加したり、無料体験授業を受けることで、最終的にこれらの内容を理解した上で「検討」出来るような流れとなるように、その最初のステップとしてチラシが活用されているといいかなと思います。

  • クラスの種類・内容・時間数
  • クラス分け・クラスの人数について
  • 特別強化講習・受験直前対策の有無と内容
  • 入塾から入試までのカリキュラムの流れ
  • 授業の進め方・使用テキスト・宿題について
  • テストや宿題の後のフォローについて
  • 料金について
  • 季節講習について
  • 講師について(アルバイトがいるのか・担任制なのか等)
  • 合格実績

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  • この記事を書いた人

omima

印刷会社・デザイン事務所等を転々と7年、社内報などの文書制作から、チラシ・パンフレット、取扱説明書、文庫の組版、装丁デザイン、イベント等の看板デザイン、商品カタログの制作など様々な媒体の制作を経験させていただきました。思い返せば若さだけで何とか頑張っていた私を信用してくださり、様々な媒体のデザイン経験を与えてくれた方々には、感謝しかございません。出産を機にしばらくブランクがありましたが、子育てもひと段落し、今は自分が出来ることでお役に立ちたい、と細々と活動しております。子育て中においても、デザインが役立つ場面は意外と多いのだと実感します。割と誰でも気軽にデザインに挑戦出来るようになった近年では、「経費削減のため自分でチラシやポスターのようなものを作ることが出来れば…是非やってみたい気持ちはあるけれど具体的にどうしたらいいのか分からない」「実際に少しやっては見たもののやはり思うように出来ず困っている」などのご相談をいただくこともあります。そんな時に役立てていただける記事が出来たらと当サイトを作りました。また、こういった活動をするうち、デザイナーとしてお仕事をするよりも、やってみたいという思いを持った方々のお手伝いをすることの方が、自分のやりたいことに合致しているということにも気付かされました。当サイトをご覧いただいている全ての方々に、大変感謝申し上げます。是非少しでも参考にしていただき、デザインにトライしていただけたらと思っています。 我が家でも、子供のためにデザインしたネームシールなど思った以上に喜んでくれ、小学生にもなると「こういうデザインのシールを作って」と注文をしてきます。今では我が子も「自分でデザインしてみたい」と言い出すこともあり、デザインとはとても身近なもので、その自分で作るというオリジナル感を楽しむひとつの遊びになっているのだと感じています。 その他の運営サイト:膠原病とバセドウ病になりまして。

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