オリジナル・手作り

オリジナル缶バッチの作り方

オリジナル缶バッチの作り方

好きなキャラクターのイラストなどを使ってオリジナルの缶バッチを作成する方法をご紹介。名前を入れるとお名前バッチ代わりにもなって、帽子やカバンに付けるととっても可愛いですよ。オリジナル缶バッチのエクセルテンプレートを無料でダウンロードしてみよう!

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↑Word,、Excel、PowerPointなどWindows PC、Mac、タブレット、スマートフォンなど、同一ユーザーが使用するすべてのデバイスで常に最新版の Office アプリケーションを使用可能 (同時に 5 台までサインイン可能)。

用意するもの

  • くるみボタン
  • 打ち具
  • 打ち具台
  • 安全ピン
  • ペンチ
  • 板のようなもの
  • はさみ
  • 印刷した布やシール

オリジナル缶バッチの用意するもの

100円ショップに「くるみボタン」の制作キットと補充用があります。打ち具台と打ち具をお持ちでない方は、まずはそれらが入った制作キットをご購入ください。大きさは38mmが丁度よいです。

しっかりした板

板のようなものは、このような薄くて小さいもので大丈夫ですが、思い切り押しても曲がらないしっかりとした固いものがいいです。なのでそういったものであれば板じゃなくてもかまいません。無くても全く問題ありませんが、思い切り上から打ち具で押し込む際にこれがあった方が楽に安定して作業できます。私はこれで作業すると失敗しません。

好きなキャラクターなどを使ってシールや布を作ります

データをダウンロードして作成する

エクセルで作成できるデータをご用意しました。よろしければこちらをダウンロードしてご利用ください。

(ZIP圧縮していますのでダブルクリックで開いてください)

缶バッチエクセルデータ

↑ダウンロードするデータはこのような感じになっています。

ダウンロードしたデータに好きな画像を挿入します

ダウンロードしたエクセルデータの水色枠内に写真を挿入してみましょう。
画像の挿入方法は、エクセルでオブジェクト枠内に写真を入れてトリミングする方法で詳しく説明しています。分からない方はご覧ください。
また、自分でイラストなどが描けなくても、ピクスタなど有料素材なら画質が綺麗で可愛いイラストや写真がいっぱい! よりクオリティの高いバッチが作れます!





お好みで黒色の円まで背景に色を付けます

下の画像の場合ですとイラストの背景がピンク色になっていますよね。このまま印刷してバッチを作成してしまうと、少しバッチの中央の位置がずれたとき、バッチのずれた部分が白く見えてしまい、あまりきれいではありません。なので、同じ色を黒い線まで付けておくことで、多少のズレなど全く目立たなくなります。それでは、黒色の円まで同じ背景色を付けていきます。

画像をコピーする

画像が挿入出来たら、右クリックで「コピー」します。

ペイントを開きます

クリックすると画像が大きく表示されます

windowsに標準で入っている「ペイント」というアプリケーションを起動します。
1 一番左の赤枠「貼り付け」をクリックで、先程コピーした画像を貼り付けます。
2 左から2番目の赤枠の「スポイト」ツールをクリックして、画像のピンクの部分(背景色部分)をクリックします。
3 左から3番目の赤枠の「色1」をクリックします。先程2でクリックした部分の色になっているはずです。
4 一番右側の赤枠「色の編集」をクリックします。

色の編集

色の編集画面の赤枠部分のそれぞれの数字を覚えておきます。エクセルに戻ります。

背景色を設定する1

黒色の円を選択した状態で「図形の塗りつぶし」→「その他の色」をクリックします。

背景色を設定する2

赤枠のカラー数値入力部分に先程ペイントで覚えた数値を入力して「OK」をクリックします。ここまで出来たらペイントはもう使いませんので閉じてしまって大丈夫です。

背景色が設定できました

黒色の円まで背景色が設定できました。

ここに、お好みで名前を入れたりすると、お名前バッチ代わりにもなって幼稚園の帽子やバックなどに付けたりするととっても可愛いです!

出来上がったデータを印刷します

本物の缶バッチのようにつるつるした感じにしたい方は、「のびるラベルシール」がおススメです。ですが、これは防水ではないのでもし洗濯してしまうと缶バッチの印刷が全て無くなり真っ白になってしまいますので要注意です。大雨などで濡れてしまったりするとにじんで汚くなってしまうこともありますので、のびるラベルシールを使う場合は、さらに上から防水フィルム(透明のガムテープでもOK)などを貼っておくと安心です。また、缶バッチのつるつるの質感にこだわらない方は、洗濯しても大丈夫な「布プリ」がおススメです。

以下商品は、送料無料やメール便に対応しているなど送料も含めて比較した場合の、お安く購入できるものを抜粋しています。



↑ピッタリ貼れるのびるタイプのラベルシールです。貼りにくい曲面にも綺麗に貼れるのでとっても綺麗につるつるのバッチが出来ます。要注意:水でインクが落ちます。透明のOPPテープなどを上からぴったり貼ると雨などで濡れても大丈夫です。



↑布に付けたい場合は通常こちらがおすすめ。生地もしっかりして洗濯の多い布製品もOK!アイロンで付けてから更にミシンなどで縫い付けると良いです。また、私は仕上げに、靴などに使用する防水スプレーをかけておきます。何となく何もしないよりは洗濯によって色が薄くなってくるのを防いでくれるような気がしています。



↑伸縮性の高い布製品に付けるならこちらがおすすめです。

また、印刷時には、商品に記載されている印刷設定を確認し、用紙サイズを「はがきサイズ」に変更してご利用くださいね。

印刷した布やシールを使って缶バッチを作ります

表面パーツを作ります

印刷した布やシールを切ります

好きなキャラクターなどを印刷して作ったシールや布を型紙の大きさで切ります。

打ち具台にカットした布とくるみボタンの表面パーツをのせます

打ち具台にカットした布とくるみボタンの表面パーツをのせます

表面を見て丁度バッチの中央にイラストなどが入るようにします

表面を見て丁度バッチの中央にイラストなどが入るようにします

完全に押し込みます

打ち具でしっかり押し込みます

上から完全に押し込みます。押し込む際は、写真のように打ち具をのせてその上から板などを使って上から一気に押し込んだ方がやりやすいです。

裏面パーツを作ります

くるみボタンの裏面パーツを加工します

くるみボタンの裏面パーツを加工します

ペンチで留め具を外します

ペンチで留め具を外します

留め具を外しました

留め具を外しました

安全ピンを留め具に通します

安全ピンを留め具に通します。裏表を間違えないように注意しましょう! 写真のようにへこんでいる面に安全ピンを付けます。

留め具をしっかりと奥まで入れます

裏返したら留め具をしっかりと奥まで入れます。

留め具をパタンとまげて固定します

留め具をパタンとまげて固定します。

裏面パーツをのせます

先程作った表面パーツの上に裏面パーツをのせます。イラストの位置を確認して安全ピンの位置を決めてください。

打ち具でしっかり押し込みます

安全ピンを踏まないように気を付けて打ち具をのせ、上から完全に押し込みます。押し込む際は、写真のように打ち具をのせてその上から板などを使って上から一気に押し込んだ方がやりやすいです。

缶バッチが出来上がりました

缶バッチが出来上がりました!

終わりに

オリジナル缶バッチの作り方

いかがでしたでしょうか? 今回の例では布を使っていますが、のびるシールラベルを使うとこの画像のようなつるつるの缶バッチが簡単に作成できます。お友達の好きなキャラクターとお名前入りで作成すると、子どものちょっとしたプレゼントにもとっても喜んでもらえておすすめです。良かったらトライしてみてくださいね。

  • この記事を書いた人

omima

印刷会社・デザイン事務所等を転々と7年、社内報などの文書制作から、チラシ・パンフレット、取扱説明書、文庫の組版、装丁デザイン、イベント等の看板デザイン、商品カタログの制作など様々な媒体の制作を経験させていただきました。思い返せば若さだけで何とか頑張っていた私を信用してくださり、様々な媒体のデザイン経験を与えてくれた方々には、感謝しかございません。出産を機にしばらくブランクがありましたが、子育てもひと段落し、今は自分が出来ることでお役に立ちたい、と細々と活動しております。子育て中においても、デザインが役立つ場面は意外と多いのだと実感します。割と誰でも気軽にデザインに挑戦出来るようになった近年では、「経費削減のため自分でチラシやポスターのようなものを作ることが出来れば…是非やってみたい気持ちはあるけれど具体的にどうしたらいいのか分からない」「実際に少しやっては見たもののやはり思うように出来ず困っている」などのご相談をいただくこともあります。そんな時に役立てていただける記事が出来たらと当サイトを作りました。また、こういった活動をするうち、デザイナーとしてお仕事をするよりも、やってみたいという思いを持った方々のお手伝いをすることの方が、自分のやりたいことに合致しているということにも気付かされました。当サイトをご覧いただいている全ての方々に、大変感謝申し上げます。是非少しでも参考にしていただき、デザインにトライしていただけたらと思っています。 我が家でも、子供のためにデザインしたネームシールなど思った以上に喜んでくれ、小学生にもなると「こういうデザインのシールを作って」と注文をしてきます。今では我が子も「自分でデザインしてみたい」と言い出すこともあり、デザインとはとても身近なもので、その自分で作るというオリジナル感を楽しむひとつの遊びになっているのだと感じています。 その他の運営サイト:膠原病とバセドウ病になりまして。

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